乗船名簿は公式LINEのメニューから記入ができます。
乗船前にお願い致します。

11月24日(日) 予定通り出船します。
※機器の故障によりカード支払いをお受け出来ません。ご不便をおかけし申し訳ございません。

釣り

BFSリールの利点を活かす

タイラバで22アルデバランBFSや23コンクエストBFSの

ベイトフィネスリールの使用をご紹介させていただいてから、

沢山の反響をいただいております。船上でも普通に見かけるようになりました。

皆さん日頃のリールの使用感にやっぱり納得いっていなかったのかなと、

思ったりw

しかし、一方で

タイラバ専用リールと名前が書いてないと不安といった謎の?w お声もあるのは事実。

そのあたりについて記載させていただきます。

使用の可否について

基本的にどのリールも構造は同じですので、問題はありません。

淡水専用となっているリールは防水だったり、表面処理だったり、

腐食等の不具合が発生するかもしれません。という程度のものです。

その辺りを理解して使用する分には淡水専用のリールでも基本的には海で使えます。

私はこれまで使ってましたし。

アルデバランBFSやカルカッタコンクエストBFSは海水O.K.なので全く問題ありません。

強度についても、タイラバは他のどの釣りよりも道具に負荷のかからない部類の釣りなので、

全く問題はありません。

細い糸で、柔らかい竿で、ドラグを使用して行う釣りですので、

ブラックバスに比べても何倍も低負荷の道具に優しい釣りです。

例え、ブリが掛かっても大きな鯛がかかってもセッティングが同じなので大丈夫です。

PE2号を巻いてジギングに使う、と言う訳では無いので心配は無用なのです。

メーカーで使用を推奨していないのは無茶な使い方をしてクレームが入っても困るからでしょうw

利点を理解して使用する

これらのリールの利点は着底感の高さにあります。

低慣性の軽量スプールを搭載しており、また余計な下糸を必要としないバランスが秀逸なのです。

下糸=重さ なので、ルアーを投げる時はもちろんルアーを落とす時も

下巻きは害をもたらすものなのです。

ただ、普通深溝のリールで下巻きなしで使うと巻き取りが足らず使い物になりません。

また、ベイトフィネスの小口径スプールが僅かな回転の変化=着底感を高めてくれていますが、

これもバランスのお話で、必ずしも小口径スプール=優れていると言う訳ではありません。

同じ力で同じように糸が放出されるならば、スプールの大小による優劣は無いでしょうし、

むしろ、少ない回転で糸を沢山送り出せる大口径スプールの方が使い易い。

といった現象も理論的には起こり得るでしょう。

ルアーキャストする様に考えられたリールの場合、投げるルアーの適正によってスプール径も変わりますよね。

ただ、0.6号や0.8号を使用して、軽めのオモリをフォールさせた時に、アルデバランBFSやコンクエストBFSは非常に快適なバランスに仕上がっている。と言うことをお伝えしたいのです。

ただ、下巻きは入れないでくださいね。

ですし、

無理にいっぱい巻く必要もありません。

これらのリールは他にもメタニウムシャローエディションであったり、

普通のカルカッタコンクエストであったり、炎月であったりと使い比べて見つけた使い易さです。

ちなみに、軽量ルアーへのアジャストがさらに得意なダイワブランドのリールも、

私が知らないだけで、タイラバに優れたものがあると思いますし、

もっと凄いものが知られて無いだけだと思っています。誰か教えてくださいw。

使いこなす秘訣はブレーキセッティングです。

さて、これらのリールを手に入れた皆様は、ちゃんとブレーキ触ってますか?

と言う問題が出てきます。

常にブレーキ最小だったり、最大だったり、メカニカルブレーキ締めてたり、

では、使いこなせません。

理想はノーブレーキで糸のフケが出ずにスルスル落ちるものが最良でしょうが、

アルデバランBFSの場合

そのままだと高回転過ぎる場合があり、少しブレーキで調整しながら、ベストを出せるバランスになっている。という感じです。

通常は、ブレーキを3〜4。(場合によっては2)

ドテラで糸に負荷がかかる状況で最小。

キャストをする場合は4〜5。

と、調整が必須であり、またその微調整がし易いリールです。

バックラッシュしたので、メカニカルブレーキを締めた…。となると本末顛倒でしてw

何を意識するかと言うと、

フォールを邪魔せず、かつ、糸ふけが出ないようにアジャストする事だと思います。

最高の状態に持っていく事で着底の分かり易さが際立ってくるのです。

そして、もうちょっと軽いオモリが使えるな!となるのです。

全体のバランスを整える

例えば、オモリを軽くしたくてもネクタイの抵抗が大きければ

オモリは軽くできませんし、そう言う時はオモリを軽くする必要がありません。

これらのリールに

ビッグネクタイを使って、30gのヘッドで頑張ろうとされている方が居られたりしますが、

それ使うなら60gで良いですよねって場面はすでに良く見かけています。

強く抵抗がかかるようなシチュエーションや、セッティングならば

もちろん定番のソルティガICやオシアコンクエストのPGがあります。

200番や300番など、それぞれの使い易さがあります。

これらのリールも重いフロロカーボンラインで下巻きを行わず、

軽量なPEラインで底上げし、使い易い巻きのボリュームにセッティングすれば快適でしょうし、

ベアリングをチューニングして活かす方法もあるはずです。

ついでにハイギアの世界を知る

販売されているベイトフィネスリールは本来の用途からハイギア設定のものが多くあります。

海でタイラバ用に使われるリールにもハイギアの設定って元々あるものです。

でも、あまり皆さん使われませんよね?

タイラバって、ハイギアの巻きの高感度よりも抵抗の重さが勝ってしんどいですよね?

でも、それもバランスだと思います。

ハイギアで巻くのがしんどいならば、適度に糸巻き量を減らせば良いですし、

ハンドルを使い易い範囲で長いものに交換するのも手です。

また、使うオモリの重さや水深を変えれば良いと思います。

逆に20mや30mでPGをロングハンドルにしたものを使用しても情報量が少なくなってしまいます。

22アルデバランBFSや23コンクエストBFSのHGを110mmのハンドルにした時、

スプール径の小ささもあって、7.8のギア比を感じさせる程の抵抗感はありません。

これもなかなかの高ポイントです。ギア比に対して最大巻き取り長さが大きく無いのです。

ネクタイの泳ぎ、潮の効き具合、真鯛の前あたりが良くわかります。

リールが軽いので更に集中できます。

ただ、無理してしんどい負荷が掛かる状況で使う物ではありません。

利点は活かすものであり、殺す物では無い。と言うことで

道具のメリットを伸ばす為のベストバランスをご自身で煮詰めて

上手に使用してください。

きっと良い釣りが楽しめると思います。

関連記事