タイラバはまだ進化している
今年一年を振り返って、またタイラバの進化を感じております。
具体的には二つほど大きな変化がありました。
ひとつは、ちょい大きめのネクタイ。
バルキーカーリーインパクトとマスターカーリーストロング。
特にバルキーカーリーインパクトは、供給の安定もあり大活躍のMVPネクタイでしたね。
これのおかげで深場の攻略や激流の攻略が我々船長としても狙い易くなりました。
12月に入ってもまだまだ絶好調のネクタイなので、本当に大きな収穫でした。
これから本格的な寒さを迎え、冬から春にかけては、しばらくお休みかもしれませんが…それもどうなるか?わからないですねw
有効な場面は状況によりけりですが、引き出しが確実に増えた事は間違いありません。
ファイトスタイルの変化
二つ目はこれ。
特にSWITCH STICKの発売がうまくハマってくれました。
私が開発に取り組んだロッドと言う事もあり、当船では相当多くの方に使って頂いております。
皆さんありがとうございます😊
そして、スイッチスティックを使って下さった方の多くが、ロッドってしっかり曲げた方が…
バレないし、魚が楽々とあがる。
ドラグは強めに設定した方が…
バレないし、魚が楽々とあがる。
ポンピングをしながら駆け引きをした方が何倍も楽しい!!
と言う事を身を持って体験し、証明してくださいました。
全体のキャッチ率も飛躍的に向上しました。
これって全ての釣りで当たり前の事なんですけど、
タイラバでは何故かなかなか信じてもらえない。
でも、100人以上の方が驚きとともに
ホンマや‼️ と、体感して下さったのは私も大変嬉しく思います。
どんな竿でも同じなのですが、そのあたりを意識して作っているスイッチスティックは効果覿面でしたね。
今ではすっかり、フッキングを決めて竿を曲げて、存分にファイトを楽しんでくださっているのが当たり前の光景になりました。
これまでのブログにも掲載して来ましたが、
ドラグを緩めるのは、小さな魚を獲る為のひとつのテクニックであり、
針やネクタイそしてそれらのセッティングが成熟してきた今の時代には、もうそれをベースにしなくても良くなっているのです。
本来はドラグは糸が切れるのを防ぐのが役割。
ロッドは魚の引きをクッションでいなしたり、魚の引きを楽しませてくれるのが役割。
そして、リールだけに頼って魚をあげようとするのは厳禁。非力かつ、バレる原因となるのです。
とは言え、これから迎えるのは冬のシーズン
ショートバイトも大事に獲りたい。
小鯛でも大事に獲りたい。
その気持ち、良くわかりますw
なので、状況に合わせて上手に使い分けてください。
冬から春にかけてはこの一本
冬から春に繊細な釣りを意識するなら
ズバリ、スイッチスティック C551がオススメです。
非常に繊細で、しなやかで、高感度なフルソリッドモデルです。
例えば、ジガーライト真鯛、乱舞、パワープレイなどの針を使うなら、C552
これに対して、スーパークイック、無双などで3本針を使うなら、C551
多くの方がC552のスイッチスティックを持っておられるので、C551ももの凄く良いですよ。
と言うのをお伝えしておきますw
補足しておくならば、短い竿ではありますが曲がる範囲と言うか、竿が仕事をする長さは6ftや7ftクラスの竿よりもむしろ長いぐらいなので、特殊な状況で無い限り不自由無いでしょう。
これと同じく繊細かつ優れたロッドと言えば、がまかつ社の桜幻XXぐらいしか思い浮かびません。
どちらも高価格帯ですので値段相応ではありますが。
年末年始に物欲が騒いだら…
是非参考になさってください。
すでにチューブラーのC552を使っておられる方にも、更にまた驚いて頂ける自信のある一本です。